もう読むことはないから 処分しようと思っていた本を ふと手に取って 開いたところを読んでみた。 すると 偶然にも 今の自分の気持ちに 添うような文章だった。 どうしてもおさまりきらない思いを 乗り切るきっかけになりそうな気がして 処分するのはやめて もう一度読んでみようと思った。 この本を購入して 初めて読んだ時は 今よりももっともっと心がすさんでいて この本の文章が 傷口を余計にチクチクと刺激するように感じられて 深く読み込めずに ずっと閉じたまま本棚の片隅に眠っていた。 なぜだか 今だからか あらためて読んでみると 素直に受け止められる自分になっていた。 読書とは そういうものかもしれない。
by chiccaco
| 2013-09-03 23:55
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